居抜きオフィスの選び方と注意ポイント
オフィス移転は一般的に半年以上前から準備をスタートし、レイアウトやオフィス家具の選定、内装工事など多岐に渡り検討が必要である為、時間と労力を要します。
このような問題を解消する手段として、居抜きオフィスを活用があります。
今回は、数ある居抜きオフィスからどういった観点に注目してオフィスを選定すべきか、という内容をご紹介します。
✅設置済みのレイアウトが希望と一致しているか
会議室の数や受付の形態、デスク数等、自社で想定している内容とレイアウトが一致しているかが最も重要になります。
オフィスの広さだけで判断をせず、自社の業種や従業員数、働き方に対してレイアウトがマッチしているのか、総合的な判断が必要です。
✅備品関係の状態
設置済みの備品を引き継ぐことのできる居抜きオフィスは移転コストを抑えられる大きなメリットがありますが、入居前に備品関係の状態を確認する必要があります。
例えば【ドアの建て付けが悪くないか】、【デスクが設置済みの場合はデスクの鍵が問題無く使用可能か】等、入居後に修繕費として想定していない出費が発生しないよう、検討時に細かな確認が必要です。
✅ネットや消防設備など設備面
ネット回線については、前入居者が退去時に撤去している可能性が高いです。そのため入居開始日にネット回線がないという事態を避けるためにも事前の確認が必要です。
また、居抜きオフィスが実は消防法に準拠していなかったというケースが稀に発生します。消防法に準拠していない場合には消防点検時に是正、もしくはレイアウト変更を余儀なくされる可能性がある為、事前に確認が必要です。
✅最終的にはフィーリングも大切
居抜きオフィスは同じものが他には存在しない【1点もの】です。
需要が高まっていることから優良なオフィスはすぐに決まってしまうこと傾向にあります。
その為上記の項目を満たすことができれば、他社検討先で成約をされてしまう前に早期に決断をすることをお勧めします。
以上、居抜きオフィスを選ぶ際のポイントをお纏め致しました。
メリットが大変多い居抜きオフィスですが、検討段階で注意するポイントが複数ございます。上記項目を参考にしていただき、自社にぴったりの居抜きオフィスを選定下さい。